フランケンシュタイン(正確にはフランケンシュタインの怪物)といえば・・・
やっぱりこれじゃないですか。
1932年の作品『フランケンシュタイン』でボリス・カーロフが演じた怪物です。
広い額と首に刺さったボルトがインパクト大で、
フランケンシュタインの代名詞となってますね。
ボリス・カーロフはこれで大スターとなり、その後
『フランケンシュタインの花嫁』『フランケンシュタインの復活』へとシリーズ化されていきます。
『フランケンシュタイン』の原作はメアリー・シェリー。
フランケンシュタイン博士によって、いくつかの死体を組み合わせて作った人造人間。
殺人者の脳を使ったため凶暴な怪物となってしまったのですが、
優しさも持ち合わせていました。
ところが、その醜さ故、迫害を受けてしまい孤独に生きていく・・・
という怪奇モノでありながらも悲劇の要素があるお話です。
『ヤング・フランケンシュタイン』
1975年のメル・ブルックス監督作品で、フランケンシュタインをパロディ化したコメディです。
フレデリック・フランケンシュタイン博士を演じたジーン・ワイルダー。
フランケンシュタイン博士の曾孫で博士の遺産を受け継ぎ人造人間を製作するという役柄です。
この人、『チャーリーとチョコレート工場』のオリジナル版である、
『夢のチョコレート工場』でウィリー・ワンカを演じた人ですよ。
この人、監督・脚本もできる人なんです。
『怪物』役のピーター・ボイル。
名バイプレイヤーでしたが、昨年12月に心臓病でお亡くなりになりました。
召使イゴール役のマーティ・フェルドマン。
この映画ではものすごいインパクトでした。
『新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険』や
『サイレントムービー』でも個性的な役柄でした。
『怪物くん』のフランケン。
セリフは“フンガー”だけです。
藤子不二雄A先生の代表作ですね。